はじめに
「将来は自分で仕事を受けたい」そう思っている方は多いのではないでしょうか。
- 今は元請けから仕事をもらって安定している
- 営業しなくても仕事が回ってくる
- このままでいいのでは?と思っている
この気持ちはとてもよくわかります。
しかし現場を見ていると、お客様から直接仕事をいただける人と、そうでない人では、数年後に大きな差がつきます。
この記事では
- お客様から直接仕事をいただく働き方とは何か
- そのために最初にやるべきこと
を、現場目線でわかりやすくお伝えします。
今の働き方は本当に安心なのか
現在、元請けや仲間から順調に仕事が回ってきていると、大きな不安を感じることは少ないと思います。
- 指示された現場に行く
- 言われた通りに仕事をする
- 毎月の収入もある程度見える
とても安心できる働き方です
しかしその一方で
- 売上は自分が動ける分だけ
- 仕事が止まれば収入も止まる
- 働き方や単価を自分で決められない
将来は他人に左右される働き方でもあります
お客様から直接仕事をいただく働き方とは
- 一般のお客様から直接依頼を受ける
- 自分で見積をする
- 自分で金額を決める
- 最後まで責任を持って工事を行う
これが「直接仕事をいただく」という働き方です
メリットとデメリット
メリット
- 自分の時間をコントロールできる
- 仕事を選べる
- 金額を自分で決められる
- 売上を伸ばすことができる
- 仲間を増やすことができる
小さくても経営者としての働き方ができる
デメリット
- 仕事がなければ収入ゼロ
- 見積・打合せ・段取りなどすべて自分
- お金の管理が必要
- 人との調整が増える
- 常に勉強が必要
自由と責任は必ずセットです
いきなり大きな仕事はできない
ここが一番大切です。
「直接仕事をいただく=すぐ稼げる」
これは違います
- いきなり何百万円の仕事はできない
- いきなり利益は出ない
- いきなり安定もしない
3年〜5年かけて少しずつ育てていくものです
焦って
- 大きな投資
- 無理な拡大
ほぼ失敗します
最初にやるべきこと
では何から始めるか?
答え
1件でいいから、お客様から直接仕事をいただくこと
- 小さな修理
- 知人からの依頼
- 紹介
金額は小さくて構いません
大切なのは,自分で請けて、自分で完結させる経験
なぜそれが重要なのか
直接仕事をいただくと
- お客様対応
- 見積
- 工事の段取り
- 完了後の対応
すべて自分で行うことになります。
これは、やってみないと絶対に分かりません
頭で考えるのではなく、体で覚えることが必要です。
少しずつ割合を増やす
いきなり働き方を変える必要はありません
今までの
- 元請け
- 仲間
- 仕事の関係
これを大切にすることが基本です
その中で少しずつ直接の仕事を増やしていく
目安として
- 1年目:10%
- 3年目:30%
- 5年目:50%
これで十分です
本気でやりたいと思えるか
ここが一番重要です。
直接仕事をいただくということは
- 責任が増える
- 苦労も増える
- プレッシャーも増える
だからこそ、本心からやりたいと思うことが必要です
中途半端な気持ちでは、必ず元の働き方に戻ります
まとめ
お客様から直接仕事をいただくために必要なのは、特別な才能ではありません。
小さな一歩を積み重ねること
- まず1件、自分で受ける
- 少しずつ経験を増やす
- 3年〜5年で育てる
そして何より、人との関係を大切にすること
今までお世話になった元請け
- 仲間
- お客様
すべての人との関係が、次の仕事につながります。
一気に変わる必要はありません。
少しずつでいい、その一歩が、未来を変えます。

ながつき行政書士事務所
江郷 晴彦
えごう はるひこ
広島県江田島市の行政書士事務所。 建設業許可や一人親方の手続き、建設業の経営サポートを中心に対応しています。 建設業許可や一人親方の手続きに関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

